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木造、鉄骨、RC住宅のメリット、デメリット

家を建てるときに一番迷うのが、木造、鉄骨、RC住宅のどれにするかだと思います。表にはあまり見えてこない、構造部分に関するものだけに、私たち素人には、何が違うのかよく分からない部分がありますよね。そこで今回は、木造、鉄骨、RC住宅のそれぞれについて、そのメリットとデメリットを解説したいと思います。


木造住宅のメリット

木造住宅のメリット

鉄骨やRC住宅が普及してきた現在でも、木造住宅は日本の住宅の半数以上を占めています。木造住宅の、鉄骨やRC住宅にはないメリットにはどういうものがあるのでしょうか。


◆建築費用が比較的安い

木造住宅の大きなメリットの一つは、鉄骨やRCに比べて、建築費用を比較的安く抑えられるということです。

もちろん、建築に使う木材の種類や質によって、費用はかなり変わってきます。しかし一般的に、木造住宅の費用は鉄骨やRCに比べて、坪単価10万円以上安いといわれています。

鉄骨やRC住宅は、材料費以外に諸費用がかかることが多いのも、木造住宅が相対的に安くなる理由です。

例えば、鉄骨やRC住宅は木造より重くなるため、地盤がしっかりしていないと建築することができません。地盤の弱い土地に鉄骨やRC住宅を建てるためには、地盤改良工事をしなければならず、その費用も余計にかかってくることになります。

また、鉄骨やコンクリートは木材よりも熱を通しやすいため、断熱材などで補強しなければなりません。木造住宅ならこういった費用がかからない分、安く抑えることができるのです。


◆施行できる工務店が多い

木造住宅は鉄骨やRCより長い歴史のある住宅建築様式で、今でも日本の住宅で最も多いのは木造住宅です。そのため、木造住宅を施工できる工務店や建築会社の数は、鉄骨やRCを扱う会社より圧倒的に多いです。

なので、木造住宅を建てるときには、たくさんの工務店から選べる選択肢の多さがあります。それに加えて、将来リフォームをするときに、建てたときとは別な会社に頼むのも容易です。


◆結露やカビが出にくい

木材は中に細かい穴やすき間が無数にあるので、その中に空気や水分をためこむことができます。これによって自然と湿度や温度を調節する効果があるため、結露やカビが出にくいという長所があります。

例えば冬場に室内が乾燥すると、木材の中に含まれた水分が自然と蒸発して、室内の乾燥を抑える効果があります。また、湿気が多いときは木材がそれを吸収して、湿度を調節してくれます。


木造住宅のデメリット

木造住宅のデメリット

木造住宅を建てるときは、そのデメリットも理解しておく必要があります。もちろん、きちんと建築された木造住宅なら、住んでいて支障が出るような大きなデメリットというのは何もありません。しかし木造住宅が、鉄骨やRC住宅に比べるとやや劣っているといえる部分は、いくつか挙げることができます。


◆耐久性は比較的劣る

木造住宅の耐久性は、決して低くはありません。きちんと建築された木造住宅に、こまめにメンテナンスをしながら住めば、何十年も快適に住むことができます。

しかし、鉄骨やRC住宅に比べると、木造住宅は耐久力が比較的劣るといわれています。これは、木材か鉄骨かという、材質の違いによるものなので、どうしようもないところではあります。

木造住宅の耐久性が鉄骨やRC住宅に比べて劣るというのは、鉄骨やRC住宅の耐久性が非常に高いという意味であって、決して木造住宅の耐久性が低いのではないことを理解しておく必要があります。きちんと建築された木造住宅なら、耐久性に関して特に問題はありません。

しかし、耐久性に特にこだわりたい場合は、やはり木造よりも鉄骨やRC住宅を選んだほうがいいということになります。


◆火災に比較的弱い

木造住宅は木材を使っているので、鉄骨やRCに比べると火災に弱いといわれています。実際、火災保険の保険料は、木造か鉄骨かで随分変わってきます。

これは確かに事実だともいえますが、だからといって、木造住宅は火がついたらすぐ燃えてしまう、という意味ではないのは当然です。

木造は火災に弱いから嫌だという人は、木造はすぐ燃えてしまうけど、鉄骨やRCにしておきさえすれば大丈夫、という風に考えていることがあるのではないでしょうか。

まず、鉄骨やRC住宅でも、燃えるときは燃えます。どんな火事でも絶対に燃えないということはありません。

そして、木造家屋が全焼するほどの大規模な火災なら、どのみち鉄骨やRCでも致命的なダメージを受けます。

木という材質の性質上、木造住宅が鉄筋やRC住宅に比べて火災に弱いのは事実だといえますが、それは木造住宅に防火性がないという意味ではありません。


◆シロアリなどの害虫被害が出やすい

木造住宅ならではのデメリットといえば、シロアリなど害虫の被害です。鉄骨やRCなら、こういう被害はまず出ないでしょう。

木造住宅を購入したら、必ず数年に一回、シロアリ駆除などのメンテナンスをしましょう。ここで費用を惜しまずにしっかりケアしておけば、長く快適に住むことができて、最終的には得になります。


鉄骨住宅のメリット

鉄骨住宅のメリット

鉄骨住宅には軽量鉄骨と重量鉄骨があり、どちらかによってメリットが変わってくる部分があります。しかし今回は、大まかに鉄骨住宅というくくりで、メリットを見ていきたいと思います。


◆木造より耐久性が高い

鉄骨住宅のメリットは、何といっても耐久性の高さです。定期的にメンテナンスしつつ、大切に住めば100年はもつといわれています。


◆品質が安定している

鉄骨の強度は、木材のようなばらつきがありません。同じ規格で作られた鉄骨はみんな同じ品質になります

なので、どのメーカーで建てても比較的品質が安定しているというのは、木造住宅にはないメリットといえます。


◆柱の間隔を広くとれる

これは重量鉄骨の場合ですが、木造や軽量鉄骨に比べて、柱どうしの間隔を広くとることができます。

なので、1階部分を駐車場にして2階と3階を住居にしたり、1フロアを事務所として広く使うなど、限られた土地をより有効に活用した設計が可能になります


鉄骨住宅のデメリット

鉄骨住宅のデメリット

鉄骨住宅のデメリットは、ほとんどが長所の裏返しだといえます。やはり何もかもいいことづくめの構造というのはなく、木造にしろ鉄骨にしろ、一長一短だといえます。ここでは主な鉄骨住宅のデメリットをご紹介します。


◆木造より建築費用がかかる

鉄骨住宅の建築費用は、一般に木造より高くなります。一般的な間取りの、ごく普通の住宅を建てる場合、わざわざ鉄骨にしてもあまりメリットが得られず、木造で十分ということもあります。高い費用をかけて鉄骨にする意味があるのかを、よく考えるようにしましょう。


◆建物が重いのでしっかりした地盤が必要

鉄骨住宅は木造住宅よりかなり重くなるので、それを支える地盤がしっかりしていなければなりません

地盤が弱いと、補強するために工事をしなければならず、その費用が余計にかかるのは、木造住宅にはないデメリットです。


◆木造に比べて結露やカビが出やすい

鉄を使っているため、木造に比べて結露やカビが出やすいのは、鉄骨住宅のデメリットだといえます。鉄骨住宅を建てるときは、結露やカビの対策がしっかり施されているか、施工会社にきちんと確かめておくようにしましょう。


◆柱が室内にはみ出してしまう

鉄骨住宅は柱が太いので、部屋の角などに柱の形が出てしまいます。柱の形が出ないように、壁を厚くして対応することもできますが、そうすると部屋のスペースが狭くなってしまいます。

部屋の間取りも、柱ができるだけ目立たないように考えなければならないので、デザインに制約が出るのもデメリットだといえます。


RC住宅のメリット

RC住宅のメリット

RC住宅とは、鉄筋コンクリートの住宅のことです。コンクリート打ちっぱなしの独特な雰囲気は、木造や鉄骨にはない魅力です。ではRC住宅のメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。


◆デザインの自由度が高い

RC住宅の、コンクリートの壁で家を支えるという特徴を活かすと、木造住宅や鉄骨住宅ではなかなかできない、広い部屋や大きな窓のある家を建てることができます


◆防音性に優れている

コンクリートの壁は音を通しにくいので、防音性が高いのもRC住宅のメリットです。特に、家の中にプライベートシアターや音楽スタジオなどを作りたい場合は、RC住宅はうってつけです。


◆耐火性に優れている

木造住宅や鉄骨住宅も、十分耐火性を備えてはいますが、やはりRC住宅のほうが優れているといえるでしょう。実際、火災保険の保険料も、RC住宅なら随分安く済みます

RC住宅が、隣家との空間をあまりとらず、敷地いっぱいまで家を建てられるのも、この防火性の高さゆえだといえます。隣家が火事になったときに、延焼するおそれのある木造住宅ではこうはいきません。


RC住宅のデメリット

RC住宅のデメリット

木造住宅にはない多くのメリットがあるRC住宅ですが、何もかもいいことづくめとはいきません。やはりRC住宅には、RC住宅なりのデメリットというものがあります。


◆夏は暑く、冬は寒くなりやすい

コンクリートでできているRC住宅は、木造住宅に比べて屋外の熱や寒気が室内に伝わりやすい傾向があります。なので、夏は室内が暑くなりやすく、冬は寒くなりやすい性質があります

断熱材などで対応すればこのデメリットは軽減できますが、生のコンクリートの外観をデザインに活かせないという、新たな問題も出てきます。

特に、あえてRCで家を建築したい人は、家のデザインにもこだわりを持っていることが多いと思います。コンクリートの質感を、デザインに活かしたいと思っている人が多いのではないでしょうか。

外側も内側も断熱材なしというのは、住居としての快適性という点でちょっと厳しいかもしれません。少なくとも外側か内側のどちらかは、断熱材を使ったほうが無難だといえるでしょう。このあたりは施行会社とよく相談して決めるようにしましょう。


◆結露やカビが発生しやすい

木造住宅に比べて、コンクリートでできたRC住宅は、結露やカビが発生しやすいというデメリットがあります。これはコンクリートという材質の性質上、どうしても避けられないものです。

RC住宅の場合、室内に洗濯物を干したり、換気扇を回さずにお風呂に入ったりしただけで、結露が発生することもあります。


◆建物が重いのでしっかりした地盤が必要

鉄骨住宅と同じデメリットですが、木造住宅に比べてRC住宅はかなり重いので、地盤がしっかりしていないと建てることができません。地盤が弱い場合は改良工事をすることになり、余分な費用がかかってしまいます。


メリット、デメリットを知って満足のいく家を建てよう

メリット、デメリットを知って満足のいく家を建てよう

今回は木造、鉄骨、RC住宅について、それぞれメリットとデメリットを見ていきました。今回ご紹介したのはあくまで一般的な話で、実際に家を建てるときには、施工業者と相談しながら臨機応変に対応していく必要があります。

しかし大まかなメリット、デメリットを知っておくことで、家選びもしやすくなりますし、施工業者とのコミュニケーションも取りやすくなります。木造、鉄骨、RCそれぞれの特徴をきちんと理解して、満足のいく家を建てましょう。






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